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千葉で記録的大雨 土砂崩れで1人死亡 - 日本経済新聞

千葉で記録的大雨 土砂崩れで1人死亡 - 日本経済新聞

本州の南から東の海上を並んで進んだ低気圧と台風21号の影響で、25日は千葉県で記録的な大雨となった。同県の大半の自治体で土砂災害警戒情報が出され、千葉市では土砂崩れにより女性1人が死亡した。河川の増水などを受け、関東甲信や東北を中心に避難指示や勧告が相次いで出された。鉄道やバスも運休や遅れなどで影響を受けた。

大雨の影響で道路が冠水し、水しぶきを上げて走る車(25日、千葉県君津市)

大雨の影響で道路が冠水し、水しぶきを上げて走る車(25日、千葉県君津市)

気象庁によると、低気圧に南から湿った空気が流れ込み、台風の北側で吹く湿った東風とぶつかって雨雲が発達した。

千葉県で25日朝から午後まで激しい雨が降り続き、鴨川市で観測史上最多となる1時間に最大85.5ミリの猛烈な雨を観測。市原市で同64.5ミリ、佐倉市で同54.0ミリの非常に激しい雨が降るなど、計7地点で10月の最多記録を更新した。市原市では午後3時50分までの12時間に283.5ミリの雨が降り、10月の平年の1カ月分の降水量を約3割上回った。

千葉市緑区で少なくとも住宅2棟が土砂に巻き込まれて倒壊した。市原市では養老川と神崎川で水があふれて周辺が冠水した。県は市原市の高滝ダムと君津市の亀山ダムで一時、緊急放流を検討した。

大雨は交通にも影響した。成田空港の到着便は午後6時時点で20便以上が目的地を変更した。JR東日本は内房線や外房線、総武本線などの一部区間で終日運行を取りやめた。道路事情が悪くバスによる代行輸送も行わなかった。都内と成田空港をつなぐ京成電鉄も遅れや運休が発生した。

JR東日本千葉支社によると、JR佐倉駅(佐倉市)で25日午後1時半ごろから線路に水があふれ、電車が乗り入れできない状況になった。

同駅近くの喫茶店は、電車が動かず足止めされた客が10人ほど立ち寄った。線路が浸水して電車が入れず、ホーム端に接続できた先頭車両まで何車両も歩いて降りたという客もみられた。

同駅付近ではバスやタクシーも運休し、レンタカーを借りて帰宅する人の姿もあり、男性店主(64)は「最近の台風でもこれほどの被害はなかったので驚いた」と話した。

JR大網駅(大網白里市)周辺も冠水した。同駅近くのビジネスホテルの男性従業員は「駅のロータリーが水浸しになったと聞いた。ホテルの目の前の川もあと30センチで氾濫しそうだった」と不安そうに話した。



2019-10-25 09:34:11Z
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