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インド株式市場・午前=反落、米中合意めぐり懸念 - ロイター

    [15日 ロイター] - 
 インド             日本時間15時36    前日比       %       始値
                    分                                 
 SENSEX指数<       41,714.95  - 237.68   - 0.57  41,969.86
 .BSESN>                                               
 前営業日終値            41,952.63                              
                    日本時間15時37    前日比       %       始値
                    分                                 
 NSE指数              12,293.85   - 68.45   - 0.55  12,349.40
 前営業日終値            12,362.30                              
 
    午前のインド株式市場は反落している。前日は過去最高値を付けていた。米中両国の
「第1段階」の貿易合意署名を前に、ムニューシン米財務長官が対中制裁関税を当面維持
すると発言したことで、投資家が慎重姿勢に転じた。
    NSE指数(ナショナル証券取引所に上場する50銘柄で構成)は0414GMT(
現地時間午前9時44分、日本時間午後1時14分)時点で、0.45%安の1万230
7.5。SENSEX指数(BSE=ボンベイ証券取引所=に上場する30銘柄で構成)
は0.38%安の4万1791.41。
    モティラル・オスワル・セキュリティーズのリテール調査担当責任者は「貿易合意を
めぐる懸念で世界の材料はそれほど良くはない。きょうの株価はまちまちな展開が続くと
予想する」と述べた。また「特に貿易環境の改善につながる場合、(米中)合意の詳細は
インド株の主要な材料になろう」と分析した。
    個別銘柄では、ソフトウエアサービス輸出大手のウィプロが3.5%安と
、日中の下落率が約4カ月ぶりの大きさに拡大。昨年10ー12月期決算は減益だったほ
か、1ー3月期の売上高見通しの伸びはアナリスト予想を下回った。
    民間銀行のインダスインド銀行は4.4%安。10ー12月期に不良債権
が大幅増加したとの発表が響いた。イエス銀行は4.5%安まで下げ、4営業
日続落。
    カナラ銀行は2.8%安。住宅金融部門の持ち株売却中止を発表したこと
が響いた。
    一方、IT企業マインドツリーは3.9%高。四半期決算が3%増益とな
り、市場予想を上回った。
    CSB銀行は4.7%高。インド準備銀行(中央銀行)が支店開設規制を
撤廃したことが寄与した。

    
 (取引時間中のリポートの表は最新の数値です。文章とは一致しない場合があります)
 
 

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January 15, 2020 at 02:03PM
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