週明け16日のニューヨーク株式市場は、取り引き開始直後から株価が急落したため、先週に続いて自動的に売買が停止する措置が取られました。取り引きは15分後に再開されましたが、その後も株価の下落に歯止めがかかっていません。
週明けはアメリカや日本の中央銀行が相次いで追加の金融緩和に踏み切りましたが、新型コロナウイルスの感染拡大への根強い懸念から株価の下落は止まらず、取り引き開始直後に自動的に売買を停止する「サーキットブレーカー」が発動されました。
その後、取り引きが再開されたあともダウ平均株価は下落を続け、一時2800ドル近い、これまでで最大の値下がり幅を記録しています。
市場ではこのあと、主要な株価指数の先週末と比べた下落率が13%に達すると、再び売買停止となります。
市場関係者は「金融当局の追加緩和は、むしろ市場に『状況がより深刻なのではないか』という疑念を与え、株価の下支えには効果を発揮していない」と話しています。
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March 16, 2020 at 09:18PM
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NY株式市場 急落で一時売買停止 過去最大の値下がり幅記録 - NHK NEWS WEB
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