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外為12時 円、105円台前半に下落 「米大統領選が接戦」との見方 - 日本経済新聞

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4日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点では1ドル=105円22~24銭と、東京市場で取引があった2日17時時点と比べ38銭の円安・ドル高だった。10時時点は19銭の円高・ドル安だった。日本時間4日開票の米大統領選を巡り、激戦州でトランプ米大統領の優位が伝わるなど「想像以上に接戦」との見方が台頭。トランプ氏の再選を見越して人民元に対してドル高が進むなど、幅広い通貨に対してドルを買い戻す動きが強まり、円相場を下押しした。一時は105円35銭近辺まで売られる場面があった。

朝方は104円台半ばで推移していた。米大統領選でバイデン前副大統領が当選するとの見方から、大規模な財政政策への思惑を背景にドル売りが広がり、円相場を押し上げていた。

円は対ユーロで下げ渋っている。12時時点では1ユーロ=122円26~32銭と、同34銭の円安・ユーロ高だった。ユーロ相場は対ドルで下げに転じ、12時時点では1ユーロ=1.1620~23ドルと、同0.0009ドルのユーロ安・ドル高だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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