母親「晴れ着姿を一緒に撮りたかった」、美帆さんの写真公開…相模原殺傷 - 読売新聞

　初公判前日に報道各社に手記を寄せ、事件で犠牲となった美帆さん（女性、当時１９歳）の名前を明かした母親が８日、美帆さんの写真も公表した。

　生後半年、８歳、中学１年生、１９歳のときに撮影された計４枚。１９歳の写真には「もう少し髪が伸びたら晴れ着を着て一緒に写真を撮るのが楽しみでした」とのコメントを添えた。

　代理人弁護士によると、公判で美帆さんは「甲Ａ」と呼ばれるが、母親は手記に「娘は甲でも乙でもなく美帆です」とつづった。裁判については、被告の量刑を決めるだけではなく、悲しい事件が繰り返されることのないように議論してほしいと求め、「障害者やその家族が不安なく落ち着いて生活できる国になってほしいと願っています。障害者が安心して暮らせる社会こそが健常者も幸せな社会だと思います」と訴えた。

2020-01-08 02:02:00Z
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