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ロンドン株式市場=反落、軟調な決算で 米中合意に慎重な見方も - ロイター

    [16日 ロイター] - 
 <株式指数>              終値   前日比     %  前営業日  コード
                                                     終値  
 FTSE100種       7609.81   -32.99  -0.43   7642.80          
 
    
    ロンドン株式市場は反落して取引を終えた。軟調な決算が売り材料となった。米中が
署名した「第1段階」の合意文書に不明瞭な要素があることから、投資家は慎重な姿勢を
保った。
    出版のピアソンは8.9%下落し、2008年10月以来の安値を付けた。
米国の高等教育事業で売り上げが大幅に落ち込んだことを指摘し、利益が減るとの見方を
示したことが嫌気された。
    飲食店・ホテルチェーンを展開するウィットブレッドは5.2%安。英国の
既存店売り上げが減ったほか、英総選挙でジョンソン首相率いる与党・保守党が圧勝した
ことで英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感が解消したものの、予約件数はまだ持
ち直していないと警告したことが材料視された。
    米中第1段階の合意の下、中国は米国のモノとサービスの購入を増やす代わりに、米
国は制裁関税対象の一部の税率を下げる。関税が完全に撤廃されないことから市場の不安
は残った。
    合意文書によると、米側が中国による約束のほごを理由に関税を再発動させた場合、
合意そのものが崩壊する。
    衣料品・食品大手のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ(ABフーズ)<ABF
.L>は4.1%上昇。傘下のファストファッションチェーン、プライマークにおけるクリ
スマス商戦の売り上げが好調に伸び、通期の利益見通しを維持したことが好感された。
    中型株で構成するFTSE250種指数は0.04%上昇した。ポンド高が
追い風となったほか、7.6%上昇した油田サービス会社のウッド・グループが押
し上げ要因だった。ウッド・グループは19年のコア利益が増えるとの見通しを示したこ
とが買い材料となった。

    
 (い)

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January 17, 2020 at 01:24AM
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