ＰＩＭＣＯの助言会社、新興市場に一段と強気－「10年に１度の取引」 - ブルームバーグ

米パシフィック・インベストメント・マネジメント（ＰＩＭＣＯ）など資産運用会社のサブアドバイザーを務める リサーチ・アフィリエイツは、新興市場株に対する長期的な強気スタンスについて、一段と説得力が増しているとの見方を示した。

　　同社のウェブサイトに掲載されたリポートによると、新興市場株の今後10年間の年平均リターンはプラス11％と、他のどの資産クラスをも上回る見通し。３月時点で予想していたプラス９％から上方修正した。

　　リサーチ・アフィリエイツは2016年２月、新興市場が「 10年に１度の取引」の好機を迎えていると指摘。この見通しは当初、株式がその後２年間で75％上昇したことで的中したかにみえたが、その後の相場は米中貿易戦争や新型コロナウイルス感染拡大、原油価格戦争を受けてリスク選好が減退し、浮き沈みの激しい展開となっている。ブラジル株やインド株、ポーランド株の急落を受け、ＭＳＣＩ新興市場指数は年初来で23％下落した。

原題： Pimco Adviser Boosts Bet on Emerging Markets as Trade of Decade（抜粋）

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April 07, 2020 at 01:11PM
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