ユーグレナは東京・渋谷のサッカークラブと組み、主力製品である藻類ミドリムシを使った実証研究を始める。同クラブに所属する選手がミドリムシの粉末が入ったカプセルを継続的に摂取し、試合中のパフォーマンスに与える影響を検証する。ミドリムシは緊張の抑制などに役立つとし、選手の利用を広げてスポーツ市場を開拓したい考えだ。
試合前後に自律神経に関する数値を測定するサッカー選手
東京都社会人サッカーリーグ2部のTOKYO CITY F.C.とオフィシャルパートナー契約を結んだ。選手にはミドリムシの粉末が入ったカプセルを継続的に摂取してもらう。摂取していない場合との自律神経のバランスの違いを測定するほか、睡眠や疲労の状況を確認する。
選手は試合中に全地球測位システム（GPS）を装着し、走行距離やスピードを測定。自律神経のバランスの変化とパフォーマンスに与える影響について検証する。スポーツ選手は長時間のランニングや試合への緊張や不安で過度なストレスがかかる傾向にある。ミドリムシの潜在需要が大きいとみてスポーツ市場を開拓していく。
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August 19, 2020 at 02:24PM
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ユーグレナ、サッカークラブと実証 スポーツ市場開拓 - 日本経済新聞
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